真夏のゲリラ睡魔とは？原因は睡眠不足だけなのか

真夏に寝不足が続くと起こるゲリラ睡魔とは

不眠症の方はとくに要注意

これからの季節は夜も熱帯夜の日が多くなり寝苦しくなったり寝つきが悪くなりやすい。
一度眠りにつけたとしても途中で何度も目が覚める中途覚醒も多くなる。
眠りが浅い状態が続くとベッドに横になっている時間は同じでも体力の回復には悪い影響があります。

熱中症とも貧血とも違うゲリラ睡魔

十分に水分を補給して涼しいところにいても突如として襲ってくるのがゲリラ睡魔。突然意識がフワーっとなって記憶が飛んでしまう。
正式にはナルコレプシーとかその他の病名があるのかもしれませんけど、ボクは局所的に突然に襲ってくるこの睡魔をゲリラ睡魔と呼んでいます。
意識が突如一瞬で飛んでしまうためなかなか防ぎようがないのも辛いところです。
このゲリラ睡魔は真夏に頭がオーバーヒート状態に陥ることで人間が本能的に眠ってしまう、ある種の防衛本能からくるものだと個人的には考えています。(これはてんかんとの違いでもあるはずです)。

梅雨明けから真夏の暑さに切り替わる時が危ない

ボクの経験上、これは4月から環境が変化したことなどにより寝不足と疲労が重なって、日本の湿度の高い夏を迎えた時に良く起こるような印象を持っています。
現代では人間関係の難しさや時代の変化のスピード、また情報量があまりに増えすぎているために、脳への負担が身体への負担に比べ急激に増えているのもゲリラ睡魔の一因なのかと考えています。

ゲリラ睡魔への対策は

これはとにかく睡眠を多く取ることが一番大切なのは言うまでもありません。ただし時間をやみくもに増やしても効果はなかなか出にくい。睡眠の質を上げることが重要なポイントでもあるのです。
前段でも書きましたが脳への過度な負担が交感神経を高めてしまい身体を休ませてくれない状態になっている場合があります。
脳と身体のバランスを取ることがとても大切なのはお分かりかと思います。
脳を休ませるのはなかなか難しいと思われる方は、やはり適度な運動がベストでしょう。
できるだけ何も考えなくていいスポーツをすることで、脳と身体の疲労度のバランスが取れた状態になっていきます。ボクはオフィスでもできる腕立て伏せをおススメしていますがなかなか理解してもらえません。
また睡眠導入剤に関して、ボクは積極的に使うべきだと考えていますが、これは医師の判断なのでここでは省略します。
他にも対策はありますので、またの機会に書きたいと思います。