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都心でインドアゴルフレッスンを開業するには

都心でのレッスンスタジオは供給過多かも

椎間板ヘルニア手術前の記事をリライトしたものです。

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↑PGA公認のスクールに重みはあるのかな

昨年は情けないことに途中で、腰痛になってしまい挫折した計画です。結局その後椎間板ヘルニアの手術を受けることになり現在に至っています。

もちろん今でも都内でインドアゴルフ事業をやりたいという気持ちはもっています。ただ昨今のゴルフ業界の現状を踏まえると、かなり厳しいものになると考えていて、それを収益化するためにはちょっとゴルフ単体では難しい。

あらゆるところでゴルフスクールができては無くなって、またできて、ということが繰り返されている感じがします。

実際に仲間のプロも、昨今のゴルフ人口減少のなかで、お客様に来てもらうことに苦戦している状況とは聞いております。

とりあえず立地が良くてゴルフスウィングができる天井高があるビルに関しては、なんとなく探してはいますが、ビジネスとしては、やはりゴルフ以外のなにかとセットにして、ほかと違う付加価値をつけないとできないのかな、と思っています。もしかしたらまたシミュレーションゴルフもいいのかな、とか思いだしているのも事実ではあります。

 

ゴルフ単体での事業としてではなくて、そこを拠点にしていろいろなネットワークができるようなスペースにできれば、人が集まってもらえるかもしれません。趣味だけのゴルフになってしまうと、今の若い世代にはそこまでの余裕がないような気がしています。それは経済的、そして時間的な要素も含めての話です。

少しは仕事にもプラスになるとか、異業種交流や、あるいは婚活でもいいのですが、他の何かがつかないとゴルフを始めるきっかけって、なかなか無いような印象をもっています。

ゴルフ業界全体のまとまりが必要

これはもうずーっと言われていますがいまだに17団体とかで縦割りになってしまっている。

ゴルフ人口の急激な減少は、さまざまな問題を引き起こします。国内2400コースに努めているかたの雇用や、ゴルフショップ、メーカー、そしてぼくらレッスンプロの職場もなくなってしまいます。ゴルフは非常に大きな市場規模をもっているのですが、業界団体がてんでんバラバラになっているので、まとまりがありません。

以前はジュニア育成を早急にといっていましたが、それも後手後手になってしまい、そのツケが回ってきている。

いま都心部では女性専用のインドアスクールが人気ですが、女性の社会進出がすすんでいる中では、そういったターゲットを明確にすることも大切なのでしょう。短期的にはやはり女性ゴルファ―を増やすことはゴルフ業界にとって、とても重要なことであることに間違いありません。

プロゴルファーはゴルフ全般の専門家に

もちろんPGAティーチングプロとしてはレッスンだけではなく、ゴルフ場・ゴルフ練習場・ショップなどの運営全般に携わっていかないと、これからは生き残れない時代になってくるのだと感じています。

ゴルフ場のコース管理に関しても、芝の種類・状態などの知識や情報はプロゴルファー全員が、もっと詳しく知っていたほうがいいのではないかとも思っています。コースの管理にプロゴルファーが携わってもいいわけですから。

以前、さまざまな情報をSNSで提供してくれていたABCゴルフ倶楽部のグリーンキーパー濱崎さんの話を書きました。

こちら→ABCゴルフ倶楽部(マイナビABCチャンピオンシップ2014)

現在、濱崎さんはABCゴルフ倶楽部を退職されました。今はさまざまなコースでメンテナンスのプロとしてご活躍されているようです。

自分が自由に使える1打席を都心に作る

ぼく自身も椎間板ヘルニアの手術を受けた経験からスウィングのアドバイスをするために、カラダの構造や腰痛に対する正しい知識、予防法などもキチンと伝えられるよう、いろいろな知識を覚えていく必要があると思っています。

リハビリ期間中には理学療法士のかたにいろいろ教わりましたが、そういったこともゴルフのレッスンに活かしていかなければいけないのかなと感じました。

ゴルフは腰に負担のかかるスポーツですから、ストレッチやトレーニングの方法など、スポーツトレーナーのような専門的なところまでは難しいとしても、ある程度まで知っておくことは将来にわたり役に立つことになるでしょうか。

それともちろんかなりの距離を歩くわけですから、健康維持や運動不足解消に役立つといったこともアピールすることも大切です。

ただ結局、不満や文句ばかり言っていても仕方ないです。なのでクラブが振れてボールが打てるインドアスペースをまず自分専用で作ることを目標にしないと、なにも始まらないような気もしているので、これはどこかで決断しなきゃいけませんね。

熱心なゴルフファンはまだまだいるでしょうし、潜在的にも需要はあると信じています。

 

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