男子プロゴルフの来期シード選手は60名に変更?
公開日:
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最終更新日:2015/08/15
ゴルフ, ゴルフトーナメント関連 プロゴルファー
試合数とシード選手のバランスは再考すべき
男子プロゴルフトーナメント、日本ゴルフツアー機構(JGTO)のシード権の変更が、今年のツアー終了時の賞金ランキングから実施されます。昨年までは賞金ランキング上位70名でした。それが今回の変更で、今年の賞金ランキング上位60名が来期の第1シード(今まで通りのフルシード)。
そして、ここがちょっと疑問な第2シード。賞金ランキング61位~75位までが対象。第2シードは来期の前半戦に出場権があり、途中リランキングでクオリファイングトーナメント(QT)組との争いになるようですね。
これはいきなり全部変更するのは酷だという感じで移行期間のワンクッションだと思っていますが、本来はフルシード以外の75位まではファイナルQTに出場、とするべきでしょう。あるいはチャレンジツアーのシードでもいいいのかもしれません。
一部には選手会に配慮した変更ともいわれていますが、いずれにしても試合数に対してシード選手が多すぎるんですよね。以前のように40試合あれば上位選手が休む試合もかなりあるので、下から上がっていくチャンスはありますが20試合だとシード選手が、ほとんどの試合に出るのでQTから上がっていくチャンスは、かなり減ってしまう。
若い選手にはもちろん、それなりのオッサンプロにも、もしかしたら?といった夢も与えるためにも、1年間の試合数とシード選手の人数に関してのバランスは、もっと議論されるべきなのではないかと思っています。何といってもジャパニーズドリームがないんですよ。
新しい選手にも、どんどんチャンスを与えるようなシステムを作ってほしいですね。どのビジネスでも大企業でもそうなんでしょうけど上が詰まっちゃっている現状は仕方ないですが良くない。
長い目でみて世界に通用するような選手をつくる制度やルールをなんとか構築してもらいたいというのが、ぼく個人の意見なのですけど。
だけどその制度をつくる決定権は、その人たちが持っているという矛盾が既得権とかいう言葉になるのでしょうか。
もう216000円の大金を払ってQTに出る選手って、どんどん減ってしまうと危惧しています。これはJGTOの貴重な収入源でもあるのでしょうから、なんとかしていただきたい、と。
試合に出られるチャンスがあるのならその金額は高くないけど、そのチャンスがほんのわずかだとしたら高いのかなと思います。
いつも同じような選手が上位で、あとは外国人。それだとファンやスポンサーは面白くないのではないか、とは思っています。もう少しサバイバル的な要素があってもいいのではないのではないのでしょうか。
※万が一、間違っている部分があればコメントください。
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